2020年10月4日日曜日

大和文華館

  10月から再開されます。


〇 スライドによる展覧会解説

10月10日(土)から毎週土曜日 午後 2 時より(約 30 分) 

 開催中の展覧会の見どころを担当学芸員がスライドを使用してご説明しま す。


〇日曜美術講座 

10月25日(日) 午後2時より  

「中国 安徽地方の美術の魅力」 講師 当館学芸部 都甲 さやか 


12月20日(日) 午後2時より  

「寛永の三筆の書と美意識」 講師 当館学芸部係長 宮崎 もも


 〇講座 美術の窓 12月6日(日) 午後2時より 

 「連続講座 北斎 ―神の領域に至らん―」 第 4 回 卍(まんじ)期(1834~1849) 

〇超俗の世界へ 肉筆画、絵本 講師 当館館長 浅野 秀剛 



2019年11月7日木曜日

逸翁美術館 2019年11月24日(日)14:00~

ギャラリートークvsトーク 

大学院生と美術館館長

11月24日(日)14:00~15:00 逸翁美術館展示室

京都大学大学院 美学美術史学専修 仁方越洪輝氏
公益財団法人阪急文化財団 理事・館長 仙海義之

※聴講無料、予約不要 要当日観覧券

私のコメント

大学院生と館長のギャラリートークというのは珍しい。私はこれまで開催されたという話を聞いたことがない。
小さい美術館だからできる面白そうな企画だと思う。

現在、開催の展覧会は、「画家「呉春」―池田で復活(リボーン)!」
ポスターは、次のとおりで、映画『ゴジラ』をパクってます。

そんなパクリが許されるのは、ゴジラの制作が東宝で、東宝を作ったのが、「逸翁」小林一三だからでしょう。

小林一三の偉大さは、ネット検索でも十分理解できますが、
鹿島茂『小林一三 - 日本が生んだ偉大なる経営イノベーター』が随分面白い。

逸翁2019展示3_B2_0419

2019年11月6日水曜日

大和文華館 「風景画として見る境内図 ―歩く眼、佇む眼」11月10日(日)

2019年11月10日(日)14:00から 講堂にて

「風景画として見る境内図 ―歩く眼、佇む眼」

国立国際美術館館長 山梨俊夫氏

講演は無料(入館料は必要)、先着順
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/seiikinobi.html

私のコメント

講演者は、現代美術の国立国際美術館の館長なので、東洋古典美術の大和文華館には意外な人選だと思ったが、
『特別展 聖域の美―中世寺社境内の風景―』の講演会で、氏には、風景画の分厚い3分冊を書いておられる。(風景画だけでこれだけ書けるのか・・・・)

また、氏は、全国美術館会議の副会長であり、かのあいちトリエンナーレのあり方検証委員会の座長という大役を務めた。

あいちトリエンナーレの(裏)話が聞きたいがその話は出ないだろう。

講演は一度聴講したことがあるが、わかりやすい説明力。
展覧会自体が地味なので、大物をブッキングした感じかなあ。

オススメです。

2019年11月5日火曜日

大阪歴史博物館2019年11月23日「仏像 中国・日本」展のできるまで-美術館で仏像を観ること-」「大坂の天文学者・間重富-重文資料から業績を読み解くー」

11/23(土・祝)13:30~16:00(開場13:00)

前半「「仏像 中国・日本」展のできるまで-美術館で仏像を観ること-」

担当:齋藤 龍一(大阪市立美術館学芸員)

概要:各地のお寺や博物館・美術館から仏像が出品される展覧会はどうやってつくられる?
2019年10月12日から12月8日まで、大阪市立美術館で開催される「仏像 中国・日本」展を中心に、仏像展ができるまでの舞台裏と、「美術館で仏像を観ること」の意義についてお話しいたします。

後半「大坂の天文学者・間重富-重文資料から業績を読み解くー」

担当:嘉数 次人(大阪市立科学館学芸員)

概要:江戸時代の大坂で活躍した間重富は、質屋を営みながら高度な研究を行った、近世日本を代表する天文学者です。その多彩な活動の様子を、2016年に国の重要文化財に指定された、間重富関連資料から読み解いていきます。

要予約 無料
https://www.kokuchpro.com/event/07cab484e771060c83fcd22e669e963f/

私のコメント
前半は、少し変わった仏像展がどのように作られたのか?
製作者側から聞くことができそう。
後半は、江戸中期の大坂の豪商の六男にして、天文暦学者。
月食を10回も記録しているが、どのようにしてその日時を知ったのか??

大阪市立美術館 2019年11月9日 「中国仏教彫刻史をめぐって」

◆2019年11月9日(土)午後2時~午後3時30分(午後1時30分開場)
テーマ「中国仏教彫刻史をめぐって」
講師:齋藤龍一(大阪市立美術館 主任学芸員)
定員:150名 会場:美術館1階講演会室
申込不要、当日先着順、聴講無料。ただし、当日の本展観覧券が必要です。
https://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/butsuzo#cnt-4

私のコメント

「仏像 中国・日本」展は、良い展覧会です。有名な仏像は出ていませんが、至近距離でじっくり見れます。

仏像ってこんなに面白かったんだと思わせます。

例えば、福井県立若狭歴史博物館『木造 迦樓羅立像[烏将軍]』は、県外初出品とのことですが、なんと、この像は、赤い布に巻かれて海岸に漂着したとのこと。

それにしては、鮮やかな色が残ってます。

京都、奈良の有名仏を並べた東京の展覧会を嘲笑うかのような展覧会です。

二階の常設展も必見。じっくり見るには三時間くらい必要でしょう。

2016年1月23日土曜日

大阪市立美術館

古典に学ぶリレー講座

 作品鑑賞や今後の書作に役立る講座です。ぜひご参加ください。 ◆時 間:14時から30~40分程度  ※13時30分に開場します。 ◆場 所:美術館1階講演会室 ◆参加費:無料 ※当日の観覧券半券が必要です。 ※事前申込不要。先着150名。

 ◆講座スケジュール

4/24(日)

◇テーマ 「國立故宮博物院の明代法書-祝允明(しゅく・いんめい)・文徴明(ぶん・ちょうめい)を中心に」
 ◇講師 弓野隆之(ゆみの・たかゆき)/大阪市立美術館学芸課長代理


4/29(金・祝)

◇テーマ 「かな古典 見て感じて書作に生かす」
 ◇講師 高木厚人(たかぎ・あつひと)/大東文化大学教授


4/30(土)

◇テーマ 「日本書跡の展示概要と鑑賞の要点」 ◇講師 森岡隆(もりおか・たかし)/筑波大学教授 5/1(日) ◇テーマ 「古典渉猟は自分探しの旅」 ◇講師 杭迫柏樹(くいせこ・はくじゅ)/日本書芸院名誉顧問


 5/3(火・祝)

◇テーマ 「墨跡について」
◇講師 真神巍堂(まがみ・ぎどう)/京都教育大学名誉教授


5/4(水・祝)

◇テーマ 「米芾(べいふつ)に魅せられて」
◇講師 今村桂山(いまむら・けいざん)/日本書芸院副理事長


5/5(木・祝)

◇テーマ 「王羲之(おうぎし)書法の継承-日本と中国-」
◇中村史朗(なかむら・しろう)/滋賀大学教授


5/7(土)

◇テーマ 「何創時(か・そうじ)書法藝術基金會の明清法書-王鐸(おうたく)・傅山(ふざん)を中心に」
◇講師 弓野隆之(ゆみの・たかゆき)/大阪市立美術館学芸課長代理


5/8(日)

◇テーマ 「趙孟頫(ちょう・もうふ)と中峰明本(ちゅうほう・みょうほん)」
◇講師 森橋なつみ(もりはし・なつみ)/大阪市立美術館学芸員

 5/15(日)

◇テーマ 「明末清初の条幅から」
◇講師 福光幽石(ふくみつ・ゆうせき)/奈良教育大学教授

※講師・日程は変更になる場合がありますのでご了承ください。

国立国際美術館

・1月23日(土) 14:00から

「エッケ・ホモ」展 ギャラリー・トーク 講師:福元崇志(当館研究員) ※13:30から聴講用ワイヤレス受信機貸出 ※無料(要本展観覧券)・先着90名


・2月6日(土) 14:00から

 「エッケ・ホモ」展 ギャラリー・トーク 講師:中井康之(当館学芸課長) ※13:30から聴講用ワイヤレス受信機貸出 ※無料(要本展観覧券)・先着90名 B3階 展示室


・2月13日(土) 2月14日(日)

 《blur》(大島慶太郎、2007年) 第11回中之島映像劇場 ラボ映画の冒険 日本の構造的/物質主義映画 5名の映像作家(伊藤隆介、大島慶太郎、奥山順市、末岡一郎、能登勝)の作品を上映します。 B1階 講堂


 ・2月20日(土) 14:00から

 「竹岡雄二」展 ギャラリー・トーク 講師:中西博之(当館主任研究員) ※13:30から聴講用ワイヤレス受信機貸出 ※無料(要本展観覧券)・先着90名 B2階 展示室


・ 2月20日(土) 2月21日(日)

びじゅつあーすぺしゃる 午前の部)10:30~12:30 午後の部)14:30~16:30 対象:小学1年~6年生とその保護者 定員:各回10組20名(応募者多数の場合は抽選) ※無料・要事前申し込み(2月10日(水)必着) 申し込み方法はこちらをご覧ください B1階 講堂 ・ B3階 展示室ほか


・2月27日(土) 14:00から

森村泰昌連続講座「新・美術寺子屋/自画像の話」(全10回) 「森村泰昌:自画像の美術史―『私』と『わたし』が出会うとき」展(2016年4月5日~6月19日)の開催を機に、「新・美術寺子屋/自画像の話」を開講します。自画像表現を追及し続けてきた美術家森村泰昌が、「自画像」をテーマに連続講座を行います。各回、美術史における代表的な自画像を一点取り上げ、自画像とは何か、「私」とは何かという問いに、これまで画家達はどういう答えを見出してきたかを、独自の視点から考えます。

 第1回 2月27日(土) 「レオナルド・ダ・ヴィンチ~自画像にはきっとウソがある」 参加費:無料 定員:先着130名(当日10:00から当日の整理券を配布/お一人様一枚) 備考:各回の講座はUstream中継する予定です。 http://www.ustream.tv/channel/nmaoJP 詳しくはこちらをご覧ください B1階 講堂


・3月5日(土) 14:00から

「エッケ・ホモ」展 アーティスト・トーク 講師:小谷元彦(美術家・彫刻家・本展出品作家) ※10:00から整理券を配布 ※無料・先着130名